資産形成を始める前の私は、「お金を貯めるためには、ある程度我慢するのは仕方ない」と思っていました。
欲しいものがあっても我慢する。
外食したいと思っても我慢する。
旅行に行きたいと思っても、「今はお金を使わないほうがいい」と考える。
そんなふうに、「お金を減らさないこと」を優先する場面がたくさんありました。
もちろん、無駄遣いを減らすことは大切です。
でも、資産形成を始めてから、少しずつ考え方が変わってきました。
それは、
「お金を増やすために、何でも我慢する必要はない」
ということです。
我慢すればお金は残る
お金を貯めようと思えば、使わなければいい。
これは、とてもシンプルな話です。
欲しいものを買わない。
外食を減らす。
旅行を控える。
できるだけ安いものを選ぶ。
そうすれば、確かにお金は残ります。
私自身も、資産形成を意識するようになってから、以前よりお金の使い方を考えるようになりました。
「本当に必要かな?」
「これを買って、その後も満足できるかな?」
そんなことを考えてからお金を使うようになりました。
でも、それと同時に、
「ただ我慢してお金を残すことが、本当に自分の望んでいることなのかな?」
とも考えるようになりました。
資産形成は「我慢大会」ではない
資産形成を始めたばかりの頃は、
「もっと節約しないと」
「もっとお金を残さないと」
と考えがちでした。
でも、資産形成を続けていくうちに、少しずつ違う見方をするようになりました。
資産形成の目的は、お金を貯めることそのものではありません。
将来の安心をつくったり、
自分がやりたいことを選べるようにしたり、
お金のことで必要以上に悩まない生活をつくったりすること。
そう考えると、
「お金を増やすために今をすべて我慢する」
というのは、少し違う気がしてきました。
「使わない」から「選ぶ」へ
以前の私は、
「これは高いからやめておこう」
という判断が多かったように思います。
今は、
「これは自分にとって必要なものなのか?」
「これにお金を使うことで、生活は良くなるのか?」
と考えるようになりました。
この違いは小さく見えて、私にとってはかなり大きな変化でした。
単純に「使わない」のではなく、
「使うものを自分で選ぶ」
という感覚になったからです。
必要なところには使う。
大切だと思うことには使う。
逆に、なんとなく買っていたものは減らす。
こうすることで、以前よりもお金を使うことに対して納得できるようになりました。
我慢を減らしても、資産形成はできる
「我慢を減らしたら、資産形成ができなくなるんじゃないか」
最初は私もそう思っていました。
でも、実際には「何でも我慢する」ことと「無駄を減らす」ことは別なんですよね。
必要のないものを減らす。
衝動買いを減らす。
なんとなく続けていた支出を見直す。
そして、自分が大切にしたいことにはきちんとお金を使う。
こうしたメリハリをつけることで、我慢ばかりしなくても資産形成を続けられるようになりました。
お金が増えると「選べる感覚」が少しずつ増えていく
資産形成を続けていて感じるのは、
お金そのものよりも、「選択肢」が増えていくことのほうが嬉しい
ということです。
以前なら「お金がかかるからやめておこう」と思っていたことも、
「本当にやりたいなら、やってみようかな」
と考えられるようになってきました。
もちろん、何でも好きなようにお金を使えるわけではありません。
これからも貯めること、投資することは続けていきたいと思っています。
ただ、
「お金を増やすために人生を我慢する」
のではなく、
「将来のために準備しながら、今も大切にする」
という考え方に変わってきました。
44歳からの資産形成だからこそ
44歳から資産形成を始めた私にとって、時間は無限にあるわけではありません。
だからこそ、将来のことだけを考えて今を我慢し続けるのではなく、今の生活も大切にしたいと思っています。
資産を増やすことはもちろん大切。
でも、それだけが目的になってしまうと、何のために資産形成をしているのか分からなくなってしまう気がします。
将来の安心をつくりながら、
今の生活も楽しむ。
必要なところにはお金を使い、
必要のないところでは使わない。
そんなバランスを、自分なりに見つけていきたいと思っています。
資産形成を始めたことで、私は「我慢すること」よりも「自分にとって大切なものを選ぶこと」を意識するようになりました。
これからも、お金を増やすことだけに目を向けるのではなく、
「お金によって、どんな暮らしをつくりたいのか」
を考えながら、資産形成を続けていきたいと思います。
44歳からの資産形成。
まだまだ途中ですが、少しずつお金との付き合い方が変わってきたことを、最近は嬉しく感じています。
次回は、
「自分で考えることが増えた理由」
について書いてみようと思います。

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